代表者インタビュー

なぜ企業調査を取り扱っているのですか?

もともと弊社は弁護士からの依頼が多く、不貞や離婚などの男女問題を多く取り扱っていましたが、常日頃から弁護士と絡んでいくうちに、懇意にしていただいている先生から顧問先企業の相談を受けたのがきっかけでした。

実は弁護士さんは調査会社がどのようなことが出来るのかをあまり把握しておらず、多くの探偵がそうであるように浮気調査などを専門に扱っているイメージがあるようでした。

弊社としても多くの探偵がノウハウを持っていない分野への進出はチャンスになると考え、それまで培ってきたスキルやノウハウを企業調査に適した形にカスタマイズして対応してきました。その結果、数多くの案件を手掛ける事となり、積み重ねた実績が評価され企業からの紹介も増えはじめて、現在では企業調査に特化する形となりました。

どんな問題の調査を依頼されることが多いですか?

様々な問題がありますが、そのなかでも多いのは役員や従業員の素行調査ですね。

依頼理由も様々で、不正が疑われる場合の不正証拠の収集や、問題社員の解雇を目的にその裏付けとなる証拠を収集するために行われる調査もあります。逆に役員に昇進させる際にその人物の素行に問題が無いかを調査する場合もあり、幹部候補生の採用やヘッドハンティングの際に素行調査も行って、その人物の人間性などを確認したいというニーズもあります。

企業ならではの調査の難しさなどはありますか?

調査の難しさもありますが、ご相談を受けたお客様のお悩みの内容を具体的に把握し、その問題を効率的に解決できるご提案をするのが難しい部分ですね。

企業調査は例えば浮気調査のように、浮気をしているか白か黒かというような分かり易い結果が出にくい場合もあります。単純に調査対象者の尾行だけすれば良いという訳では無く、状況に応じた調査の進め方が重要であり、経験により培ってきた様々な引き出しの中から、どの調査手法がマッチしているのかを判断しそれを実行しなければなりません。

また、依頼者である企業担当者や経営者の方は調査に於いては素人ですので、細かい手法を説明するというよりは結果でお答えしなければ伝わらないという難しさがあります。

ご提案した調査プランがうまく機能し、お約束した結果を見積もりした費用で出せるかが腕の見せ所となります。

調査を行うにあたって、気をつけていることはありますか?

企業調査ならではの難しさと重複する部分かもしれませんが、企業調査は単純に調査対象者の尾行だけすれば良いという訳では無く、状況に応じた調査の進め方が重要となります。

例えば社内不正調査を行っていた場合に、横領が疑われる人物の共犯者が浮上したとします、その場合その人物の素性を洗うには尾行だけでなく、聞き込みやデータ調査などのノウハウが必要となることがあり、当然調査を行う探偵はその技術が備わっていないといけません。

また、関係者や重要人物が複数人現れることも考えられます。情報漏洩や水面下での別会社設立の密談などの現場を押さえた場合です。そのようなケースではその場で解散した全員の追尾を行う必要があり、人員の増加などの手配や、あらかじめの段取りがプランに入っていないといけません。チャンスはその瞬間一度しか無いからです。

そのような場面が起こり得る想定が、ご相談を受けた段階でプランを提案する際に、組み込まれていないと実行が難しくなることもあり、そのあたりは経験則から判断する部分であり気をつけている事でもあります。

どのような経緯で相談が入ることが多いですか?

紹介やリピーターが6割で、あとはウェブサイトからの相談が多いですね。

紹介やリピーターの場合は、過去の実績などから信用が担保されていることからスムーズに進むケースが多いです。一方でウェブサイトからご相談される方のほとんどは、調査会社に初めて相談される方となりますので、こちらとしても出来るだけ分かり易い対応を心掛けています。

有難いことに弊社ではウェブサイトに多くの情報を掲載していることもあり、ウェブサイト経由でご相談されるお客様の方が、逆に良くお調べされていてスムーズに話が進むことも多いという側面もあります。

全体的な傾向として、昨今は比較的新しい会社や若い経営層の方の問い合わせやご相談が増えてきました。今後もウェブサイトで積極的に情報を公開していきたいですね。

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